外資系社員によるアーユルヴェーダを活用した健康管理

人間にとって大切なものは色々あるが、そのうちの一つに「健康」があるのは誰もが納得することだろう。健康がなければお金を稼ぐことも難しく、家族や友人との楽しい時間を過ごすことも難しくなる。僕についても社会人経験で、優秀な人が身体を壊していなくなっていくのを見て、健康を維持していくこと、維持だけでなく管理するという意味を含めて、健康マネジメントができることが重要と考え始めた。色々な手法を勉強し、試しくいく中で、意識していることを今日の記事で書きたい。

 

1,健康を管理する要素

健康を維持するには①食事、②睡眠の二つが最も重要で、続けて③運動と④風呂と⑤人間関係が重要になる。この5つを高いレベルでコントロールできていれば、80%大丈夫と言っても良いだろう。元コンサルタントとしては、効果ある少ない項目でないと、実行に移せないと知っているため、このくらいがちょうどよい。

ここから論理が飛躍するが、この枠組を使ってアーユルヴェーダの体験記を書きたい。アーユルヴェーダうを知らない人は調べてほしいが、インド語(厳密にはヒンドゥー語ではなく古代インドで使用されていたサンスクリット語だと思われる)で生命科学を意味することで、インド医学と理解している。5月に転職休暇を生かして、8日間同じホテルで籠もってアーユルヴェーダを受けてきたが、今まで思っていた健康管理と一致している点が多かった。自分の思考のまとめとしてアーユルヴェーダによる健康管理を書き、それによりアーユルヴェーダを知らない人にも有益だったとしたら、これにまさる喜びは無い。

 

2、アーユルヴェーダ式の食事について

時々鶏肉と卵が食べる程度で、基本は菜食主義な食事を取る。豆と野菜とフルーツが多いが、面白い点は各個人の身体をドーシャと呼ばれる3タイプに分類して、それぞれのタイプに適した食材を取るところだろう。

私はカッパ・ヴィータというタイプだったが、人参とブロッコリーが良いらしい。そのため、最近はこの二つを取るようにしており、身体の調子が良い気がする。どのタイプの身体にも有用な食材もあり、ある意味ジョーカーと言えるのが、パパイヤとバナナだ。パパイヤは日本だと入りにくいので、できるだけバナナも取るようにしている。

そしてハーブ系の食材もあり、コリアンダー茶は常に用意されていた。その中でも特に重要なのはアシュワガンダとゴツコラの二つだが、今回のホテルではゴツコラしか無かった。ゴツコラは天才になる植物と言われており、頭脳労働が多い外資系社員としては積極的に摂取せずにはいられなかった。効果はよくわからない。

 

2、睡眠について

基本2230~0500まで寝ていた。朝何故か目をさますので、海を散歩するのは気持ちよかった。これはアーユルヴェーダに特化した内容ではないだろう。ただ規則正しく朝早起きするのはとても良いと感じる。

 

3.運動について

朝夜の運動として、ヨガか瞑想が1時間ずつ行われ、積極的に参加した。最近ヨガと瞑想に注目していたが、この二つは健康に効果的だと実感している。日本では筋トレとキックボクシングをメインにしていたが、ヨガと瞑想も取り入れた方が良いだろうと思う。

 

4.風呂

風呂はハーバルバスという、ハーブのエキスが入った風呂に入れられた。これは日本の温泉の方が上だと思うが、露天風呂で良かった。ハーブの蒸気による蒸し風呂も同様に気持ちよかった。

一回だけフラワーバスという花が大量に入った風呂に入ったが、正直アラサー男が花だらけの風呂に入っている姿は、自分の姿とはいえ見るに耐えないものであった。自分の美に自身がある男性は、是非トライしてもらいたい。自分の局部に紫の仰々しい花を配置したり楽しんだが、悍ましい気持ちも強かった。

 

5人間関係

今回一人で行ったが、自分と向き合う時間できたのは有益だった。普段は忙しいため自分と向き合う時間が無いが、暇な状態で行くのは最高だった。後ヨガと瞑想も行うことで、より考える時間が持つことができた。

 

6.その他

その他には、鍼灸が最高だった。特に頭に刺す鍼が気持ちよく、頭がスッキリする気がした。これは日本でもどうにかして探したい。

 

7.まとめ

アーユルヴェーダはどの要素にも効果的だが、食事と運動の二つで特に役立つと思う。日本で受けると物凄い高いが、本場のスリランカに行くと安いので、興味がある人は積極的に試してほしい。そして感想を送って頂けると嬉しい。