家探しについて

最近家探しをしている。お金に限りがあることから、当然優先順位を決めなければならない。その中でも、気になる観点が出てきたのでメモ代わりに書きたい。

 

眺望は、海ビュー、シティビューより、森ビューが最高。

 Twitterを見ていて、このようなコメントを見かけた。まさにこれだと目からウロコが落ちる思いだった。海はいつも同じで変化がなく、すぐに飽きてしまう。その点、森は四季を感じることができ、川は鳥の変化を感じることができる。そのような季節の変化を見るのは楽しく、四季を愛でる文化である日本人にまさにピッタシではなかろうかと目が覚める思いだった。湾岸の海が見える景色は素晴らしい、だけど飽きることを考えると森の近くが良い。なので、家を探すときは森が見えることを重視したい。

 

 都会では部屋の広さより、味わいがある狭い家で共有部分を楽しむのが良い。

 東京は都市ではあるけど都会ではない。農村の家は、自然も広さもすべてを自宅で賄おうとする。その集大成が庭付き一軒家だ。そして田舎者の集まりの東京は、その価値観が根強く残っている。なので、公園や路地といった共有部分は非常に弱い。一方江戸は都会だった。狭い家+コミュニティを形成する共有部分、この2つを兼ね備えていたからだ。家の中にいて刺激を受けるより、街や人のほうが刺激を受けることが多い。であれば、狭い都心に住むことこそが都会的になる第一歩ではなかろうかと思うに至った。

 また失敗事例としては西新宿がある。きれいな街を作ったが、誰も住まない。雑然とした部分がなければ人が集まらず都会としての魅力が出てこない証拠だろう。

 日本でそのような場所はどこかはわからないが、千代田区(特に番町)や広尾が該当する気がする。番町よりは広尾のほうが雑然とした部分もあり良い気がする。

 

 自分の価値観から外れている方が面白いだろう

 番町といったセレブエリアに住むことで、いつか子供が保育員に入ったとき、今まで出会ったことのないような住民と交流を持つことができるのではと思った。東大等、想像もしなかった人たちと交流するのは学びがあり、発見があり楽しかった。そのような場を得られる場所として選ぶことでとても良いのではと思うに至った。

 そうすると番町や広尾のような、なんとなくセレブが集まる場所が面白いと思った。

 

友人がいること

 これが一番大切。はっきり言ってしまうと、これさえあれば他の部分は何でも良い。仲の良い友人がいれば、あとはなんとでもなる。

 

会社から近いこと

 会社で友人をつくることを目標にしているが、そのためには飲みに行くのが良い。遅くなりすぎると怒られるので、軽くいっぱい、1800−2000で飲み、その30分以内に家につくのが理想だろう。そうすることで社内にも友人ができ、家庭も充実化させることができると思う。

 

 

若者が多いこと

 吉祥寺で食事をとって、大学生のような若者が多いことに驚いた。おしゃれな空間と若者、この2つの組み合わせは昔の自分を重ねるようで懐かしくもあり、これからの時代を感じた。単純な住宅街には未来がない。子供と大人しかおらず、若者が少ない。自らが若者の枠から離れていくことを考えると、これからは若者のカルチャーを感じられる街が良いのではと思った。

 

 

 

聖蹟桜ヶ丘について

 一時期聖蹟桜ヶ丘の物件を見ていた。完全にありだと思ったが、都会ではない点がきになった。ここで成長を止める人生を歩むのであればよいが、そうでないならチャレンジしたほうが楽しいような気がした。ここで歩みを止めるのであれば、この選択はありだと思う。

 

気になるエリア一覧

聖蹟桜ヶ丘→緑が多くて良い。特に本格的な森があるのはここの特徴だろう。ただ、まだ早い気がする

・市ヶ谷〜飯田橋→便利で外壕沿いは素晴らしい。

・広尾→都会的で良さそう。住んでいる人と交流が持てたら面白いのではと思った。

・番町→千鳥が淵が良い。お店が少なく、都会度は低い?(ある意味高い)

・品川→頻繁に旅行に行くなら最高。新幹線で気軽に京都に行けるし、羽田が近い。急に京都に行きたくなったら、金曜夜の3時間後には京都についている。そうするとVタワー一択。

・立川→素晴らしい街。昭和記念公園があり、少し足を伸ばせば山登りもできる。街で完結する程度に大きい。