今日の新聞

 今日も朝田端駅で日経新聞を買って、通勤途中で読んだ。これで三日目だ。明日の旅行へ行く電車での中読みたい。やはり面白いと感じる

 

全然関係ない話で、憧れについて書きたい。東大の大学院で触れた深遠なる知性に僕は衝撃を受けて、ビジネスの世界は新しいことがあって面白いけれど、深淵なる知性には触れていない気がする。僕の憧れ、言い換えると本当にやりたいこと?はそっちにあるように思える。更に話はずれて、自分の待遇について書く。僕は学部ではFランの大学出身のみでありながら、とても良い待遇を受けており、楽しい経験をさせてもらっている。言い方が悪いが、年収400~600万くらいで子会社や下請けの仕事で愚痴を言いながら働いているのが関の山だったと思うし、学部の同級生はきっとそのような待遇だと思う。僕は注目されるエリアで良い待遇の会社で働いており、さらに面白い経験までできているから、本当に恵まれていると思う。山梨の田舎に住んでいた子供時代を思うと本当に信じられない。

 

さて、日経について書きたい。

イギリスはとうとう2019年3月にEUを離脱する。具体的な交渉において合意が事実上断念され、合意無しでの無秩序な離脱が現実味を帯びてきたようだ。イギリスは自由貿易と移民制限のいいとこ取りを狙いたいが、そんなことは認められない状況らしい。またアイルランドとの国境管理問題など難しい問題も残っている。

 

イスラエルの[D-ID]という企業がAIのみを騙せるように写真を加工する技術で注目を集めているらしい。将来AIが社会のインフラとなったときに、逆にウイルスとして活用することも可能になるリスクも考えられる。例えば、診断ロボに使用して、殺したい人の診断のときだけ活用しAIによる医療事故に見せかけた合法的殺人も可能になるのではないか。

 

オーストラリアが中国に対して強硬になってきている。2014年頃は、①AIIB創設メンバ、2015年は②ダーウィン港の99年間リースなど融和政策を実施していたが、2016年以降は、強行制作を実施し、中国対抗を狙ってアメリカと合意をとったり、ファーフェイのZTEの5Gへの参入を禁止し始めている。2017年に中国が施行した国家情報法がきっかけとなっており、企業がスパイ活動と無関係でも中国当局に協力させられる危険が高まることが原因らしい。

 

マハティール首相が93歳だけれど、シンガポールとの高速電車の開発を止めたり、経済的に不利益が大きそうな製作を実施している。社内のマレーシア人に聞いた所、前の政権は賄賂があったけれど、清濁併せ呑むということで、見逃して良いレベルだったとのこと。これには僕も同意で、マイナスの方が大きいと思う。これは金額の問題で、1000億を超える賄賂を個人が受け取っていたらだめだと思うが、数十億なら良いという印象。実際の賄賂の金額はわからないが、見逃してよいレベルなのでは?

 

そして米中の対立について。中国の取りうるシナリオは2つある。そもそも中国は外圧に屈すると売国奴と言われるため、政治家はアメリカに屈するという選択肢は無い。そのため、①平然とアメリカとつきあう。実質お互い増税と同じ扱いになるが、揺り戻しを期待する。②ナショナリズムを煽り、アメリカ製品のポイコット等社会全体で米国と戦う道。前者が望ましい。オイルショックの日本もそうだったけれど、厳しい環境がイノベーションを生むことはあり得るので、関税が結果的に実力を向上させることも十分考えられるのでないだろうか。そのため、①かつ中国でイノベーションが起きるシナリオを僕は想定する。長期的には中国のりすることになるような気がする。

 

頑張りすぎても続かないため、このくらいで筆を置くことにする