ポワロ「ナイルに死す」を読了。メモを記載。
アガサ・クリスティーの「ナイルに死す」を読了した。以下印象に残った言葉をメモする。
・自分のために。自分の頭脳と業とによって金を作る喜びを求めている。
・雪、沙漠に降る雪が情熱の最初の熱い息吹に溶ける
・強烈な肉体の匂い、これがあたしの書く小説の主題よーーもっと主大切なのはこれ
・男って女を所有したいんだ。女に所有されたくないんです
・殺人の動機はささいなものです。一番よくあるのが金、つまりいろんなかたちで自分が得する場合ですね。次が復習、次が恋愛、次が恐怖、それから純粋な憎しみ、それから慈善。政治的な殺人はよくこの形に属する。ある人間が文明の敵、社会の敵にみなされ、それがために暗殺される。この行為をする暗殺者は、生かす殺すということが神のお仕事であることを忘れている人です。
・ポワロはため息をついた。そして、自分が、すでに若い時代を通り過ぎてしまったことをなんとなく嬉しく思った
・「幸福って素敵だわ、、、あたし、生まれてきてよかったわ、あたし、リネットとして生まれて。。。」
・「礼儀作法。それは友達の間で不要ですよ。」
・「東洋人は教育は受けていない。その方がいいんだ。教育は白色人種の生活力を奪い取った。アメリカをみればよくわかる。なにかといえば文化文化と大騒ぎだ。実際くだらんよ。」
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