幸せについてのまとめ
幸せについての公演を聞いた。科学的な分析は難しく、いろんな科学者が作った独自の指標が乱立しており、統一させるのはだいぶ先だと思う。その制限下で、独自指標である旨を明記してつかうか、もしくはプロダクトの評価として、アンケートに変わる方法として使うことはありだと思う。
仕事から離れると、当然自分の幸せを上げることに適用できないか考えたい(普通はこちらを最初に考えるはずが、仕事人間なのでまず仕事に応用できないかを考えてしまう)。幸せは以下の3つによって構成さえ、コントロールでき、かつ持続時間が長い3つ目が一番重要だ。
・50%は遺伝子 ->幸せを感じやすい人とそうでない人がいるらしい
・10%は一過性の幸せ ->これは宝くじがあたったときのもの
・40%は継続的な取り組みによる幸せ ->これがコントロールしやすい大切な要素
そして継続的な取り組みは以下の4つがポイントになる。
・HOPE 道は見つかると信じる力
・Efficacy 現実を受け止めて踏み出す力
・Resilience 困難に立ち向かう力
・Optimism どんな状況も前向きに楽しむ力
つまり、主体的に前向きに人生に立ち向かうことが大切なのだろう。そして今の僕の悩みといえば、「結婚に伴い失った選択肢と制約」と「老い」の2つだと感じる。これらの困難に対しても、受け入れもっと良くなるだろうとどうにか前向きに取り組むことが幸せにつながるはずだ。
結婚との向き合い方ついて
結婚は自分自身をレベルアップさせることにつながる。とてもタフではあるが、この年になっても変われることに感謝したいと思っている。自分自身が変わることは新しい目線を手に入れることであり、それはもう一つの人生を歩むようなものだ。なので、自分が変わることで人生のコスパは何倍にもなると思う。環境を変えることは手段であって、自分自身が変わることで見え方が変わり2つ目の人生を歩めるようになる。ただし、人は環境から離れることはできないので、環境選びはとても重要だ。
きっと子供ができたらまた自分自身を変えることができ、また新しい人生歩むことができるのだろう。
老いとの向き合い方について
33歳から老いを感じるようになった。今の所見た目が中心だが、おそらく運動能力も落ちているのだろう。宮本武蔵は29歳で決闘をやめた。これはとても象徴的な事実で、彼も何かが終わった感覚を持ったのだろう。僕が感じたのは、「ああ次の世代なんだ」という世代が変わった感覚だ。20代に持っていた、自暴自棄になるような熱い思い、それがなくなる。老いとの向き合い方はまだ模索中だが、上記の幸せの成り方は一つの答えだと思っている。とりあえず楽器を学びたい、楽器には昔から憧れがある。
最後に司馬遼太郎の青春の言葉が心に響いた。「青春というのは、ひまで、ときに死ぬほど退屈で、しかもエネルギッシュで、こまったことにそのエネルギーを知恵が支配していない。」