転職後の戦略について

5月から新しい会社に行くことになった。新天地での戦略を考えていきたいのでメモ。今後色々考えていく。

 

短期・中期・長期の3つの柱で考える

もっとも重要なのは長期だ。長期的な差別化要因を作ることが目的だが、「組織・人材」は一つの要素になる。僕は社長になりたいが、しょせん僕は中途で入る偽物なので、プロパーの後継者を育てることも並行して行いたい。軍隊と同じで、純粋培養で僕が入った時5~10歳年下の人が良いだろう。そうすると、①どんな人を選んで、②どのように育てるのかが大切になる。このために社長のリソースの3割は人材育成に費やす必要があるだろう。

 その他の要素としては、中期に入るかもしれないが、資産として「データ」「ブランド」があるだろう。これらについても別途考えていきたい。

 

①後継者にはどんな人を選ぶか?

・まずは年齢だ。自分のライバルにならない一世代下が良いだろう。なので5~10歳年下が良い。僕が入社するタイミングなら、ちょうど新卒程度の年代だし、20年かけて育てつつ、一緒に取り組むという意味でちょうどよい。

・素直に学ぶ力かな。デジタルへの素養があると望ましい。

・理系と文系のバランスが良いこと。どちらにもリスペクトが持ち、両方とも学びたいという強い思いを持つことが大切だ。

・体育会系出身者が良い。ある程度組織が大きくなると、力技が必要だったり、思考停止をして受け入れなければならないことが増える。論理的な正しさだけでなく清濁併せ呑めるタイプとして、体育会系はバランスが良い。もちろん体力も重要だ。

・カリスマをもっていること。儒教ではないが、そういった信頼に足る人物であることが良い。

・大病、牢獄、戦争、のどれかを経験していると望ましい。これは人生観に深みを与えてくれるからだ。

・学歴は東大がよいよね。ただし、他の要素を満たしていれば東大外でもよい。

・プロフェッショナルリズムを持っている人。上手く生きたいという心構えではなく、会社を愛している人が良い。

 

②どのように育てるか

・バスケットと同じだ。実プロジェクト(本番)を意識して練習・実践を繰り替えすことだろう。だけどフィードバックが一番大切なので、そこはケアしたい。

・お金も大切だが学びをもっと大切にする運用にする。徹底的にLesson&Learntを掘り下げる組織にし、共有化させたい。ただただ実行するだけのありがちな組織では行けないし、人が育たない

・選ばれた人である誇りをもたせたい。プロフェッショナルリズムに近いが、誇りを持たせるとカリスマが湧く。